■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.1029 <1029号:現代貨幣論(MMT)の批判的な検討(3:完結編)> 2019年9月25日:新しい通貨論の理解と批判 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2019092608000058775 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。最初に、19年の9月に起こった、米国の、普通ではない金融(=マネーの動き)について述べます。米国で、低格付け社債(88兆円)の危機が起こっているからです。 ▼FRBの、利下げ+緊急資金供給が始まった(9月18日~) 9月18日のFRBによる0.25%利下げ(短期金利)のときは全く予定になかった、「FRBによる短期資金の銀行への供給」が続いています。 直接の原因は、銀行間で短期マネーの貸し借りを行うレポ金融(債券担保)の金利が、一瞬にして10%に上がり、銀行でのドル現金の不足が明らかになったことでした。 わが国ではなじみの薄い「レポ金融」は、 ・A銀行が保有する債券(国債が多い)を貸し出し、 ・その債券の借り手のB銀行から現金を受けとって、 ・約束した期間後に、A銀行は、貸した債券を返してもらう代わりに、B銀行に、借りた現金を返すという短期マネー取引です。 (注)日本でもレポ金融はあります。 債券を売らないで、(何かの用途で)現金が欲しいとき、レポ金融をもち掛けます。 (注)ヘッジファンドと証券会社も、その業務は、米国の投資銀行と同じものです。金融機関が債券(国債やAAA格の社債)を大量に売ると、価格が下がり、金利が上がるため、「短期の買い戻し条件付きで売る」のがレポ金融です。日銀が、銀行に対して行っている買い戻し特約がついた「国債現先の売り」と同じです(日銀が買い戻す期間は、1日から数か月後)。… … …(記事全文18,674文字)
