■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.1013 <1013号:大きな負債の上の饗宴(1)> 2019年7月3日: 負債が拡大した金融経済 ウェブで読む:https://foomii.com/00023/2019070408000055935 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。主な高速道を閉鎖したため、交通量は普段の51%だったという。日本ではじめてのG20が終わりました。あければトランプの独り舞台。世界の首脳を、舞台裏に霞ませる個性をもっています。 ▼トランプの政策は、目的から考えるといい 政治と外交は、法が及ばない領域の、妥協した合意、または対立です。「国際関係」には、強制できる法はない。国際法は、強制力をもちません。トランプは、従来の「流れ」に囚われているメディアの意表をつく、「ツイッター外交」をします。 普通なら大統領選への関与のロシア疑惑から、辞任または弾劾にまで至っていたでしょう。しかしトランプは、普通の人ではない。検察官を解任し、全面否定しています。 また日米安保条約に対しては、「米国の負担と犠牲の一方だ」という意図的な誤認から、解除もほのめかす。米軍の駐留費は、1兆217億円という(防衛庁取材記者の半田滋氏)。日本は思いやり予算他として5千数百億円を負担しています。トランプ氏は、これを利益化するため、「コストプラス50」として、駐留の直接費(人件費や装備費)の、150%負担(1兆5000億円)を言っています(2021年に日米協議予定)。空母や戦艦が寄港する経費を含むという。 G20が終わると韓国に飛び、金正恩氏との会談でした。世界経済へのマイナスの影響から注目されていた中国への関税については、追加関税の延期をし、ファーウェイへの禁輸は解くという。これには、民主・共和両党が反発しています。米国は対中貿易戦争では一枚岩です。なお、自動車輸出を問題にすると想定される日米交渉は、参院選のあとです。 G20でのトランプ氏の派手な動きの背景には、同じ日に開かれた民主党の大統領候補の討論会が、G20よりはるかに強く米国民の耳目をひいたことがあります。トランプ寄りであるメディアのFOX NEWSの電話調査(1001人が対象)は、「誰に決まっても民主党候補が有利、トランプ氏は不利」という結果を出していたからです。トランプは、FOX NEWSを重視し、多くの場合、従います。 民主党候補のバイデン氏、サンダース氏が候補になったと仮定したときの支持率はいずれも49%。一方トランプ氏支持は39%です。統計的に有意な差である10ポイント、民主党支持が上回っています。上院は共和党ですが、下院では民主党が多数派です。 このままなら、20年秋の大統領選に負けるという思いが、G20と米朝会談の動機でしょう。「何を行うか」より、2期目も大統領をつづけることが、政策の目的になっています。… … …(記事全文13,364文字)
