… … …(記事全文1,973文字)前回の続きである。
現在、日本は実質GDPこそほとんど成長していないものの、サプライロス型インフレによりGDPデフレータが上昇。名目GDPは拡大していっている。
結果的に、政府債務対GDP比率が下落している。プライマリーバランス(基礎的財政収支、以下PB)の黒字化目標は意味を失った。
それ以前の話として、なぜ政府債務対GDP比率が上昇していることを受け、PB黒字化目標が設定されたのだろうか。
理由あるいは「前提」が、
「政府は国債金利や名目GDPをコントロールできない」
になっていたためである。
【政府債務対GDP比率の構造】
http://mtdata.jp/20251114-2.jpg
