… … …(記事全文1,623文字)米国時間4月7日午後6時半(日本時間4月8日午前7時半)、米国とイランは2週間の停戦に合意した。トランプが「ひとつの文明を滅ぼす」と恫喝して指定したホルムズ海峡開放期限のわずか1時間半前の合意であった。世界はこの劇的な停戦合意に安堵したが、合意ははやくも暗礁に乗り上げようとしている。
●脆弱な停戦合意
<2026年4月8日 NHK>
両国の合意直後、仲介国パキスタンのシャリフ首相は、停戦合意にはレバノンを含むすべての地域が対象と宣言した。
<2026年4月8日 新華社通信>
だが、合意からわずか数時間後、イスラエルはレバノンに対し、過去最大規模の攻撃を実施、同国に甚大な被害をもたらした。
<2026年4月9日 CNN>
この攻撃は米国とイランの停戦合意を真っ向から否定するものであった。イラン、パキスタン、そして国連は、一斉にイスラエルを「合意違反」として非難した。
<2026年4月9日 毎日新聞>
さらにイラン議会議長のガリバフ氏は、イランが米国との停戦協議に向けて提案した10項目のうち、すでに3つの項目で違反があると指摘し(レバノンでの停戦違反、イラン領空へのドローン侵入、イランのウラン濃縮権の否定)、米国との交渉は合理的ではないと主張した。
<イランが提案した10項目>






