Foomii(フーミー)

ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」

上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)

上村史朗

高市発言の背景(2)

前回お伝えしたように、トランプは、昨年「台湾を侵攻すれば北京を爆撃する」と習近平に伝えたという。大統領選時かつ非公式の発言とはいえ、トランプの台湾有事における対中強硬姿勢は、高市首相がトランプの援護射撃を期待するのに十分だっただろう。

 

だがトランプは、FOXニュースのインタビューで、高市首相の発言と、中国の駐大阪総領事の「高市首相の汚い首を斬る」というSNS投稿について質問されると、「同盟国の多くは友人ではない」「同盟国は中国以上に米国を利用してきた」「私は中国と良好な関係を築いている」と予想外の答えを返している。

 

●「日本を守ってくれる」という幻想

 

<2025年11月11日 共同通信>

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<2025年11月11日 ShortShort News>

新聞の記事のスクリーンショットAI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

https://x.com/ShortShort_News/status/1988140123155034220?s=20

 

トランプだけでなく、米国務省も今回の日中関係悪化について静観する姿勢を見せた。トランプとトランプ政権のこうした態度は、「自国ファースト」の観点から極めて正しい。だが、トランプとの信頼関係をアピールしてきた高市首相は梯子を外されたと思っただろう。

 

<2025年11月18日 時事通信>

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正直、トランプにとっては、日米関係よりも米中関係の方が遥かに大事だ。それは、10月30日のトランプ・習近平会談後に、トランプが自身のSNSで「G2(Group of Two)会談」と表現し、翌日のAPEC首脳会議に出席せずに帰国したことからも分かる。以前から指摘しているように、トランプは習近平とプーチンを、世界の多極化を目指す「同志」と見ている。


<2025年11月2日 産経新聞>

 

同時にトランプは米国の覇権を終わらせるべく、「強いアメリカ」を標榜しつつ「世界の警察」という役割を放棄しようとしている。同時にトランプは、自分を大統領に返り咲かしてくれた軍産(医)複合体とハイテク業界とイスラエルへの恩返しとして、イスラエルを過剰に支援したり、欧州や日韓に対し「米軍は引き上げる。自分の身は自分で守れ。そのための兵器や情報監視システムは売ってやる。」という外交を展開している。

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