… … …(記事全文4,037文字)※前回の配信「戦後最大の謎 日航機墜落(1)」の続きは、次回8月7日(木)に配信いたします。
またひとつ、米民主党の不正が暴露されつつある。7月23日、トゥルシー・ギャバ―ド米国家情報長官は、2016年の米大統領選でトランプが勝利するようロシアが干渉したとされる「ロシアゲート」(ロシア疑惑)は、トランプを貶めるためのオバマ政権のでっち上げだったことが情報機関の過去の文書から明らかになった、と発表した。
●ギャバ―ド長官「オバマの指示だった」
<2025年7月23日 FOXニュース>
ロシアゲート(ロシア疑惑)とは、トランプの選挙陣営がロシアの協力を得て、2016年の米大統領選を優位に進めたのではないか、という疑惑だ。当時オバマ政権は、ロシアが民主党大統領候補ヒラリーに関する偽ニュースを広めたり、ヒラリーに都合の悪い民主党内部資料を流出させたりしてトランプの当選を後押しした、と主張していた。
<ロシアゲート(ロシア疑惑)>
ギャバード長官は、「オバマはロシア疑惑は存在しないと知りつつ情報機関(CIA)にロシア疑惑のデマ拡散を指示した」と断言、未公開の大統領向けブリーフィング文書などを機密解除し、すべての資料を司法省とFBIに提出して刑事責任の追及を求めている。
<2025年7月19日 トゥルシー・ギャバ―ド長官のポスト(ツイート)>
ギャバ―ド長官の捜査要請を受けた司法省も、本件の特別捜査チーム「ストライクフォース」を結成すると発表した。
<2025年7月24日 THE HILL>
ロシアゲートはどのようにして捏造されたのか。ギャバ―ド長官は自身のX(ツイッター)にロシアゲート捏造の経緯をポストしている。
<2025年7月19日>
上図を日本語に直してより分かりやすくしたのが下図だ。
<ロシアゲート捏造の経緯>
①2016年12月8日、CIAの情報分析担当は「米大統領選挙にロシアが介入した証拠はない」という報告書(大統領日時報告書)を作っていた。ところが、FBIと国家情報副長官は、その報告書をもみ消した。
- ②2016年12月9日、ホワイトハウスのシチュエーションルームでオバマ政権の最高幹部たち(DSの大物連中)の会議が開かれた。CIAの情報分析担当が作成した大統領日時報告書(ロシアゲートはないとする報告書)は、前日にFBIと国家情報副長官にもみ消されたため、会議では使用されなかった。
- ③会議でオバマ大統領が「ロシアゲートは存在する」という前提で諜報分析報告を作るよう命令した。
- ④オバマの命令に対し、CIA幹部はロシアゲートの直接的な証拠はないと主張した。だが、CIA長官は幹部の警告を無視し、元英国諜報部員スティール氏が作成した「ロシアゲート文書」(のちに捏造と発覚)を採用した。
- ⑤ワシントンポストやニューヨークタイムズやNBC等、いわゆるDS(ディープステート)側のプロパガンダメディアが、ロシアゲートを報じ始めた。
- ⑥「プーチンはトランプの勝利を助けることを熱望していた」というフェイクニュースが世間に流布された。
- ⑦「ロシアゲート」完成
ロシアゲート問題が発生した当初からトランプは「オバマ政権の陰謀だ、ロシアゲートではなくオバマゲートだ」と主張していたが、9年の歳月を経てようやくトランプの主張が正しかったことが証明されようとしている。






