… … …(記事全文2,320文字)7月20日に実施された参議院選挙は、予想されていた通り、与党の自民・公明が議席を減らし、非改選を含め過半数を割り込み少数与党となった。一方、これも予想されていた通り、参政党と国民民主党が議席を大きく増やした。
●予想より票を伸ばした自公
<2025年7月 参議院選挙結果>
<2025年7月21日 時事通信>
自公大敗、国民・参政躍進は予想通りだったが、議席数は思ったほどではなかった。選挙直前の情勢や開票速報によれば、自公合わせて40議席前半、あるいは40議席割れの可能性があった。事実、各報道機関は、開票から10~20分後に自公の予想獲得議席数は41~42と報じていた。
<2025年7月20日 TBSテレビ>
<2025年7月20日(午後8時13分) FNNプライム>
報道機関が開票直後に当選確実を速報できるのは、事前取材の「票読み」と期日前投票・当日投票の「出口調査」と「経験則」に、統計学を加味して「間違いなく逆転不可能」と判断するノウハウがあるからだ。彼らはよほどのことがない限り間違えることはない。




