5月5日、トランプはウイルスの感染力や毒性を高める「機能獲得研究」の助成金を停止する大統領令に署名した。機能獲得研究は表向きはワクチン開発のためだが、実態は生物兵器開発のために行なわれている。新型コロナウイルスも機能獲得研究で生まれた生物兵器だ。
 
 
●機能獲得研究助成金停止はトランプのマッチポンプ？
 
＜2025年5月7日　AFP＞
 
以前もお伝えしたように、米国では10年以上前からウイルスの機能獲得研究が行われていたが、ウイルス漏洩事故が相次いだため、2014年にオバマ政権が米国内での研究を禁止した。米国内で研究できなくなったファウチら研究者は、中国武漢研究所に機能獲得研究を委託し、ノウハウと資金を提供した。そして新型コロナウイルスが完成した。新型コロナウイルスは米中合作の人工ウイルスだ。
 
＜2020年4月22日　アジア・タイムズ＞

＜2020年4月28日　ニューズウィーク＞

＜2024年３月26日　連新社　ファウチは「武漢研究所に資金提供していない」と虚偽証言していた＞
https://x.com/HimalayaJapan/status/1772582748479508890
 
厚生長官ロバート・ケネディ・ジュニア（RKJ）は機能獲得研究助成金停止措置に署名するトランプに「これは歴史的な日だ。米国の生物兵器研究を終了するトランプ大統領の勇気と先見性に敬意を表する」と大絶賛した。
 
＜2025年5月10日　連新社＞
https://x.com/HimalayaJapan/status/1921077859264631077
 
だが筆者は、この大統領令に疑問を感じた。オバマ政権の機能獲得研究助成金停止措置を無視してファウチらは武漢研究所に資金提供していた、と思っていたからだ。オバマの助成金停止措置は今も生きており、トランプが改めて大統領令に署名する必要はないはずだ、と。
 
そこで改めて調べてみたところ、驚くべきことにオバマの助成金停止措置は2017年に解除されていた。2017年はトランプが大統領だった時期だ。
 
機能獲得研究助成金を再開したのは、他でもないトランプ政権だったのだ。

＜2017年12月20日　ロイター＞


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