… … …(記事全文2,885文字)2月末の岩手県大船渡市の大規模火災後も、日本全国で山火事が相次いで発生した。今年の焼失面積はすでに年間平均の5倍以上だ。大手メディアはこの異常な状況と失火原因については一切触れず、「山火事が多いのは温暖化のせい」と報じるばかりだ。
●3カ月で焼失面積が平年の5倍
大船渡市火災後に発生した山火事は、奈良県川上村(3/10)、岡山県岡山市・倉敷市(3/23)、愛媛県今治市(3/23)、熊本県阿蘇市(3/24)、宮崎県宮崎市(3/25)、福島県須賀川市(3/26)、そして三重県伊賀市(3/27)だ。
<2025年3月10日 朝日新聞>
<2025年3月23日 FNNプライム>
<2025年3月27日 NHK>
<2025年3月26日 テレビ宮崎>
<2025年3月26日 FNNプライム>
<2025年3月27日 NHK>
日本は今年すでに約3600ha(東京ドーム765個分)が山火事で焼失し、令和以降の年間平均焼失面積705haの5倍以上だ。3カ月で5倍以上なら年間で10倍以上は確実だ。だが、大手メディアは山火事を個別には報じても、焼失面積5倍以上という異常事態と失火原因については言及せず、地球温暖化というフェイクニュースを垂れ流し続けている。
<2025年3月18日 林野庁>
<2025年3月28日 日経新聞>
大規模な山火事は米国や日本だけではない。
韓国では3月22~23日の2日間で山火事が43件発生し(21日~27日では74件)、3月30日に鎮火するも、死者30名、焼失面積4万8千ha(日本の13.3倍)、住宅3千棟が全焼したほか、国家遺産30カ所、農業施設約2千カ所が被害を受けるという、過去最大の被害となった。








