… … …(記事全文3,548文字)10月12日、カリフォルニア州で開かれたトランプラリーの会場近くで、散弾銃と拳銃を違法に所持していた男が逮捕された。大手メディアは「3回目の暗殺未遂」と報じたが、前の2回の暗殺未遂とは違い、今回の事件は逮捕した保安官の早合点、あるいは意図的に逮捕した可能性がある。
●3回目の暗殺未遂?
<2024年10月14日 読売新聞>
逮捕されたヴェム・ミラー氏は、熱烈なトランプ支持者で知られ、保守系ジャーナリストとしても知られていた。ミラー氏は普段携帯している護身用銃を車に積んでトランプラリーに参加しようとしたところ検問所で逮捕されたという。ミラー氏が住むネバダ州では拳銃所持が認められているが、カリフォルニア州では所持が禁止されていることをミラー氏は知らなかったという。
この(おそらくは)“誤認”逮捕により、ミラー氏は「トランプ支持者」ではなく「トランプ暗殺未遂犯」として知られるようになり、トランプのサポート活動が出来なくなったと訴えている。
<2024年10月16日 ニューヨークポスト>
今回の事件が該当するかはともかく、相次ぐトランプ暗殺未遂事件について、バイデン政権はイランの仕業と決めつけ、「トランプの命を狙う企ては戦争行為とみなす」と警告した。
<2024年10月15日 産経新聞>
だが、バイデンの警告を文字通りに捉える米国民はいないだろう。バイデンの警告は、今後もバイデン政権はトランプ暗殺を企て、たとえ暗殺に失敗してもイランに罪をなすりつけてイラン攻撃の口実に転換することを示唆している。そうなればイスラエルが望んでいること、すなわち、米国を巻き込んだ中東紛争の拡大→エゼキエル戦争→第三次世界大戦への道が開かれるとともに、非常事態を宣言して大統領選挙を中止することも可能になる。
ちなみにイランはトランプ暗殺未遂事件の関与を否定し、1953年のイラン首相に対するクーデターや2020年の米軍のドローン攻撃によるイラン軍司令官の殺害など、米国こそ数十年にわたってイランの内政に干渉してきた、と反論している。
●バイデン政権が積極的に不法移民を流入させた理由
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)