… … …(記事全文2,867文字)やはり“二度目”は起きた。9月15日、トランプが自身のゴルフ場でゴルフをしていたところ、近くの茂みからライフルの銃身が突き出ているのをトランプより先に歩いていたシークレットサービス職員が発見し、男は暗殺未遂で逮捕された。男とトランプの距離は460mまで縮まっていたという。
●二度目のトランプ暗殺未遂
<2024年9月16日 ロイター>
この日のトランプのゴルフはもともと予定されていたものではなかった。シークレットサービスが「周辺の安全確認をしている間ゴルフでもしていてください」と急遽トランプをゴルフに誘導していたという。一方、逮捕された容疑者ライアン・ウェスリー・ラウスは12時間も前から照準器付きのAK47自動小銃をもって待ち伏せていた。
トランプのプライベートは安全面からごく一部の側近しか知らされていない。しかもゴルフは急な予定変更だった。それにもかかわらず、容疑者は12時間も前にトランプがゴルフをすることを知り、武器を持って待ち構えていたのだ。(急な予定変更は安倍氏暗殺を思い出させる)
最も厳重警戒されるべきトランプの敷地内で、武器を持った男が、12時間も待機することができた。前回の暗殺未遂同様、元大統領の警備体制としては考えられない杜撰さだ。
<2024年9月17日 時事通信>
言うまでもなく、シークレットサービスを管轄する国土安全保障省が、本来厳重警戒されるべきトランプの敷地の警備を意図的に疎かにし、暗殺者のもとにトランプを誘い込んだ可能性が高い。
<ある情報筋の情報>
ライアンは、現在のウクライナ・ロシア紛争のきっかけとなった、ウクライナのアゾフ大隊(ネオ・ナチ武装部隊)のロシア系住民虐殺を支持し、ウクライナを支援する傭兵ボランティアを募集、2022年にルーマニア版ニューズウィークのインタビューを受けたりアゾフ大隊のプロパガンダ・ビデオに出演したりと顔の知られた人物だった。
<2022年6月14日 ルーマニア版ニューズウィーク>
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)