… … …(記事全文2,896文字)マザー・テレサは、カトリック教会の男子修道会「イエズス会」との関係が深い。彼女は15歳のときにインドに派遣されたイエズス会司祭たちの生き方に心を動かされ、ロレッタ修道会に入会、その後、インドに派遣されイエズス会司祭たちとインドで協力しながら活動した。
マザー・テレサが手紙で「心の闇」を吐露していたペリエール大司教、ヴァン・エクセム神父、ピカシー神父、ノイナー神父、ピート神父は、全て「イエズス会」の神父だ。
<ウィキペディア>
イエズス会といえば、日本で有名なのはフランシスコ・ザビエルだ。ザビエルの肖像画は誰もが一度は目にしたことがあるだろう。よく見るとザビエルが手にしているのは「心臓」である。その心臓には十字架が突き刺さっている。
<生き胆(心臓)を手にしたフランシスコ・ザビエル>
ザビエルの持つ心臓は「燃える心臓」と言われ、「神の愛を受けて激しく行動している」様子を表しているとされている。
だが、おそらくそれは表向きの話だ。
●イエズス会の闇
2021年6月、カナダのブリティッシュコロンビア州にあったカトリック教会の先住民寄宿舎学校の跡地から夥しい数の子供の遺骨が発見された。BBCによると、19~20世紀のカナダでは同化政策の一環として15万人以上の子どもが家族から引き離され、各地の寄宿学校での生活を強制されていたという。
<2021年6月25日 BBC>
遺骨発見後も謝罪しなかったカトリック教会は世界中から非難を受けることになり、事態を重く見たローマ教皇は翌年カナダを訪れ、正式に謝罪することになった。
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)