… … …(記事全文2,320文字)トランプ暗殺未遂事件の分析に時間を費やした間にもパリオリンピック、中東情勢緊迫化、日米株価暴落、南海トラフ地震警戒など、世界は目まぐるしく変化している。中でも喫緊の問題は中東情勢だ。
●挑発するイスラエル
7月末、イスラエルと対立するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高幹部フアド・シュクル氏と、ガザ地区の実効支配勢力ハマスの最高幹部の一人イスマイル・ハニヤ氏が相次いで暗殺された。どちらもイスラエルが関与したとみられている。
<2024年7月31日 BBC>
<2024年8月1日 ロイター>
ヒズボラは米欧イスラエルが敵視するイランの傘下にある強力な民兵団だ。その最高幹部の暗殺がイランを刺激するのは理解できる。だが、ハマスのハニヤ氏にイランが怒っているというのは微妙だ。
昨年11月~12月に配信した「イスラエル・ハマス軍事衝突の本当の見方」シリーズでもお伝えしたように、ハマスはイスラエルがパレスチナに送り込んだ「トロイの木馬」であり、ハニヤ氏はそのトップとしてカタールで優雅な生活を送っていた人物だからだ。
<2021年5月30日 TRIBUNE>
<2023年10月11日 タマホイ>
<2023年10月19日 テレビ朝日>
<2024年2月9日 ニューズウィーク>
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)