… … …(記事全文3,008文字)よく、石丸氏の躍進はネットで若者を取り込んだことが要因と言われる。実際、若年層の投票先は石丸氏が多かった。だが、若者層の票は165万票の一部に過ぎない。大部分は自民党(統一教会)の組織票によるものだ。
●小池氏と石丸氏は自民党の「両建て作戦」
石丸氏はTOKYO自民党青経塾塾長代行の小田全宏氏に選挙対策本部長を直談判して引き受けてもらっている。選挙直前まで広島県安芸高田市の市長だった石丸氏がいきなり165万票も獲得できたのは、自民党のバックアップがあったからだ。
<2024年7月5日 赤旗>
さらに石丸氏は、政治評論家で統一教会が運営する番組のメインキャスターを務める田村重信氏や、「選挙の神様」との異名をとる選挙プランナー藤川晋之助氏を軍師に迎え、資金的にはドトール創業者の鳥羽博道氏から5千万円の資金提供を受けるなど、盤石な体制を整えて都議選に臨んでいた。
石丸氏の「後ろ盾がない」は全くのウソだ。
<2024年7月5日 リテラ>
この他にも石丸氏は、グローバリスト成田悠輔の弟が経営するクラウドワークスで石丸氏の街頭演説をYoutubeに投稿するアルバイトが複数募集されており、石丸氏を応援する動画が数多く作られた。このネット支援工作の首謀者は中国という噂もあるが事実は不明だ。
<クラウドワークスの募集要項の一部。同じような募集がいくつもあった>
また、8月末には石丸氏をモデルにした映画「掟」も公開されるという。
地方の一市長というには余りにも大掛かりなプロデュースだ。
<2024年7月10日 産経>
石丸氏は都知事選で小池氏と同じ「売国政策」を掲げていた。
万一、何かの手違いで小池氏が敗けて石丸氏が当選したとしても、自民党が進める日本の売国政策は支障なく続けられるように仕組まれていたとも考えられる。
選挙後、石丸氏は大手メディアのインタビューに悪態をついて全国に名を売ることに成功したが、都民の小池氏当選ショックを薄め、「石丸氏が都知事になるよりはマシかも」と思わせることにも一役買っている。
<2024年7月10日 デイリー新潮>
考えすぎかもしれないが、それすらシナリオだとしたら、恐るべき戦略だ。
●筆者が選挙を信用しない理由
筆者は基本的に選挙を信用していない。4年前の米大統領選もそうだったが、以下のように今の選挙には不正が入る余地が多過ぎる。
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)