… … …(記事全文2,169文字)人工地震の起こし方は大きくわけて二つあると言われている。
一つは強力な爆弾(核爆弾)、もう一つは電磁波を活用する方法だ。
よく人工地震の存在を否定する人は「地震の巨大なエネルギーは爆弾では作れない」という。たとえばM7.3を記録した阪神・淡路大震災の地震エネルギーは5.6×10の15乗ジュールで、広島型原爆の90個分、現在米軍が運用しているICBM核弾頭5個分もある(逆に核弾頭5つを同時に爆発させれば可能とも言えるが)。
ちなみに東北大震災の地震エネルギーは阪神・淡路大震災の1,000倍、昨年のトルコ地震は22倍、今年元旦の能登半島地震は8倍と言われている。確かにそれほどのエネルギーを爆弾だけで作り出すのは困難かもしれない。
しかし、爆弾による人工地震は必ずしも爆弾のエネルギーだけで発生しているのではない。深度10キロ前後の地中もしくは海底の岩盤に爆弾を仕掛け、爆発により無数の岩盤の亀裂に地下水や海水を侵入させて地盤を連鎖的に崩壊させる。あるいは地下水がマグマに触れて水蒸気爆発を起こす。つまり、地中に溜まっている崩壊エネルギーを意図的に開放する「誘発型」人工地震である。
ここまで書いたら殺される!? メディアが絶対報道できない「裏話」
上村史朗(ブログ「夢と勇気とサムマネー」運営)