////////////////////////////////////////////////////////////// 現物株のみ ~ 元手50万円で毎月たったの 2万円の投資で2000万円稼ぐ私の投資方法 https://foomii.com/00199 2020/12/13号 ////////////////////////////////////////////////////////////// 【株価は教科書通りに動きません】 目次 1.トレンドラインについて 2.株価は教科書通りに動きません 3.注目している銘柄 4.今週の見通し 1.トレンドラインについて 本日のメールマガジンでは、「株価は教科書 通りに動きません」ということを言いたいの ですが、まず、チャート分析の基本中の基本 である「トレンドライン」について説明した いと思います。 トレンドラインは何のために引くかというと 上昇トレンド・下落トレンドの下値抵抗ライ ン、および上値抵抗ラインを見つけるためで す。 トレンドラインは、株式投資の教科書では、 例えば、上昇トレンド中の銘柄を「どこで買 うか」を見極めるものとして説明されていま す。 通常、上昇トレンドの下値を結んだ線を「下 値抵抗ライン」、上値を結んだ線を「上値抵 抗ライン」と言います。 例えば、臨時増刊号【昨日買った銘柄】 10月3日で紹介したアステリア(3853)です が、以下のチャートを見ていただければわか るように、上昇トレンド真っ最中という感じ でした。 トレンドを示すチャートところで、チャート分析の教科書には、上昇 トレンドの銘柄は、黒線の下値抵抗ラインと 赤線の上値抵抗ラインの間を動く、と言われ ています。 そして買うポイントとしては、上昇トレンド の銘柄としては、以下の2点と言われていま す。 1.黒線の下値抵抗ラインに近づいた、また は、下抜いた時 2.赤線の上値抵抗ラインを陽線で上抜いた 時 ちなみに、下落トレンドの銘柄を買う場合は 、下落トレンド真っ最中に買ってはいけませ ん。 下落トレンドの銘柄を逆張りで買う方法につ いては、2020/9/6号【個人投資家が勝つた めには?】の「2.逆張り銘柄を買い始める タイミング」、2020/9/13号【株式投資で負 けるのはコツコツドカンをやっているから】 の「3.逆張り銘柄を買う際の指値の工夫に ついて」を参照ください。 2.株価は教科書通りに動きません 上記を説明した上で、いきなりですが「株価 は教科書通りに動きません。」 臨時増刊号【昨日買った銘柄】10月3日で紹 介したアステリア(3853)ですが、このメール マガジンでは、業績が期待できるDX関連銘 柄であることを書いた上で、テクニカル分析 の結果としてこんなことを書いていました。 --------------------------------------- チャートを見ると、明確な上昇トレンドにな っており、赤の上値抵抗ラインの870円を 陽線で抜けてきたことを考えると、明確に強 い動きが見えます。 トレンドを示すチャート
昨日のように相場全体が軟調に変化したにも かかわらず、強い陽線で終わっているのは、 今後、期待できると思います。 さらに、価格帯別出来高を見ると、900円 より上の出来高が少なく、足元は戻り待ちの 売りが少ない需給の真空地帯に入るので、上 昇トレンドが続く可能性が高いと思います。 価格帯別出来高付きチャート
--------------------------------------- テクニカル的には、上昇トレンドの場合、下 値を結んだトレンドラインを割らずにいれば 、上昇トレンド継続中として、保有を継続す るのが基本です。 そして、教科書的には上値を結んだライン内 と下値を結んだライン内で、株価が動くこと が多いとされ、上値を結んだラインをブレイ クすると、さらなる高値が期待できるという のが教科書的な説明です。 では実際はどうなったのでしょう?実際のチ ャートは以下のようになりました。 実際のチャート
実際のトレンドラインは、黒のラインと赤の ラインとなっています。 メールマガジンで最初に私が引いた下値を結 んだトレンドラインは紫のラインです。 結果としては、上昇トレンドは維持されてい ることは当たっているのですが、紫のトレン ドラインを割った11月は、心が折れそうに なりながらも、ナンピンしていました。 実際には、買い時なのですが、株を持ってい る最中は、買い時と冷静に判断できないもの です。 しかし、10月当初の説明で、赤の上値抵抗 ラインをブレイクしていることから「さらな る高値が取れる」としていたのですが、これ は当たりました。 結局、トレンドラインは、今現時点の状況を 確認するようなものです。これで、将来を予 測するのは難しいと思います。 唯一、私が当たると思っているのが「下値抵 抗ライン」です。このラインに近づけば反発 する可能性が高いので、私は、「下値抵抗ラ イン」は信じています。 以下のチャートを見ても、結局、下値抵抗ラ インの750円は割っていませんからね。 下値抵抗ラインは信じられる指標だと思いま す。 下値抵抗ラインを引いたチャート
結論 株価は教科書通りに動きません。 やはり、株価は教科書通りに動きません。 業績が良い銘柄は、例え、一旦株価が沈んで も、諦めずに持ち続けることが良い結果を生 むものと思う必要があると思います。 3.注目している銘柄 今注目している銘柄として、フィックスター ズ(3687)をあげたいと思います。 フィックスターズは、量子コンピュータ関連 銘柄として注目されている銘柄です。 今後、5Gが津々浦々に展開されると、5G で収集した様々なデータをリアルタイムで解 析して、予測精度の向上を図ろうとしていま す。 例えば、物流では、車の流れをリアルタイム で解析し、最適なルート情報を通知すること で、時間短縮、燃費の向上などを図ろうとす る「物流テック」が注目されています。 ビッグデータ解析の処理速度向上には量子コ ンピュータが欠かせません。 量子コンピュータの可能性を最大限に引き出 すためには、量子コンピュータの特性に合わ せた処理の最適化が必要です。 フィックスターズは、導入支援サービス、ソ フトウェア高速化開発支援サービス、クラウ ド経由による量子コンピュータ利用サービス などを展開しています。 また、フィックスターズは、大量の計算をよ り短時間で処理するための並列処理技術や、 医療系画像処理技術にも定評があります。 11/13に2020年9月期の本決算が公表さ れ、減収・減益でした。 2021年9月期の見通しは増収・減益を予 定しています。ソリューション事業の伸長が 予想されることから増収を確保できるとのこ とです。減収の要因は、SaaS事業への投 資や本社移転費用等によるものだそうです。 本業は堅調に推移するものと思われます。 チャートを見ると、下値目途は920円近辺 だと思います。 フィックスターズのチャート
私は、950円を割ったら買いたいと思って います。 4.今週の見通し DX関連銘柄と脱炭素社会関連銘柄が買われ ていますが、息の長いテーマですから、まだ まだ買われると思います。 おそらく、日経平均は年末にかけて調整する と思いますが、個別株は上記のようなテーマ 株が強いと思います。 また、コロナ禍の中でリモートワーク需要が 旺盛であることから半導体関連銘柄も買われ ると思います。 DX関連銘柄、脱炭素社会関連銘柄、半導体 関連銘柄を持ち続けることが吉とでると思い ます。 DX関連銘柄としては、メールマガジン臨時 増刊号で紹介したアステリア(3853)、システ ムサポート(4396)、IDホールディングス (4709)、そして【注目してるDX関連銘柄】 で紹介したSRAホールディングス(3817)、 ニーズウェル(3992)、旭情報サービス (9799)、システム情報(3677)です。 また、半導体関連銘柄としては、メールマガ ジンで紹介した液晶、半導体、太陽電池製造 装置の精密部品加工業のマルマエ(6264)、半 導体検査用プローブカード大手の日本電子材 料(6855)、半導体・液晶工場向けの特殊ガス 供給装置と特殊ガス販売・サービスを展開し ているジャパンマテリアル(6055)は、長く持 つことで大きく利益を得られると思います。 脱炭素社会関連銘柄としては、メールマガジ ン【注目している温室効果ガスゼロ関連銘 柄】で紹介したタケエイ(2151)、エフオン (9514)、ダイキアクシス(4245)、タクマ (6013)、そして【注目している電気自動車 (EV)関連銘柄】で紹介したイーグル工業 (6486)、タムラ製作所(6768)、ダブル・ スコープ(6619)も今後の成長が期待できる と思います。 筆者 よっちゃん(個人投資家) 筆者のブログ https://ameblo.jp/tatisan825/ ////////////////////////////////////////////////////////////// 本ウェブマガジンに対するご意見、ご感想は 、このメールアドレス宛に返信をお願いいた します。 8872gsmi@jcom.zaq.ne.jp ////////////////////////////////////////////////////////////// 著者への取材依頼・お問い合わせは、下記ア ドレスのお問合せフォームにてお願いします。 https://foomii.com/cmm/mm/offers/ ////////////////////////////////////////////////////////////// ■ ウェブマガジンの購読や課金に関するお 問い合わせはこちら info@foomii.com ■ 配信停止はこちらから: https://foomii.com/mypage/ ////////////////////////////////////////////////////////////// 本メールマガジンのご利用について ・本メールマガジンは投資一般に関する情報 提供を目的としたものです。 ・本メールマガジンは特定の商品の勧誘や売 買の推奨等を目的としたものではありませ ん。 ・本メールマガジンは特定銘柄および株式市 場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を 示唆するものではありません。 ・本メールマガジンはいかなる内容も将来の 運用成果または投資収益を示唆あるいは保証 するものではありません。 ・最終的な投資決定はご購読者様ご自身の判 断でなさるようにお願いします。 //////////////////////////////////////////////////////////////