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3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する「経済教室」

中島孝志(作家・コンサルタント etc)

中島孝志

ロス山火事!被災者・損保会社・銀行は換金売り必至!結果、株価・金価格・暗号資産価格も下落ビッチ加速!

『ロス山火事!被災者・損保会社・銀行は換金売り必至!結果、株価・金価格・暗号資産価格も下落ビッチ加速!長期金利上昇はノンストップ!下手すると金融危機!トランプへの嫌がらせ?バイデン・ハリスの放火?手抜きバイデン・ニューサム・バス=3バカトリオに賠償させろ!』

※1/26(日)  に「中島孝志のオンオフサイトミーティング」を開催 します。

日銀金融政策決定会合直後。FOMC直前です。悪党バイデン・ハリスのトランプ政権への「置き土産=罠」。暴落サイン点灯チカチカからピーカピカ。


時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。


「デンマーク」「パナマ」そして「カナダが米国51番目の州になる」・・・についてはお話する予定でしたが、「旬」なので引き続きこちらにします。

「LAステート・ファーム社は、ロスの大惨事が時間の問題だ」と知ってたようですね。

いや、ステ社だけではありません。ほぼすべての保険会社がそのような判断をしていました。

今回のロス山火事ですが、いくら乾燥してるとはいえ、「放火」の疑いが消えません。しかも、犯人はバイデン・ハリス? トランプへの負の遺産? 嫌がらせ? 


公営の損保会社がパンクするほどの保険金支払いが必要となります。不足分は最終的に連邦政府が国債を増発して救済するしかありません。そうしなければ銀行、カリフォルニア州住宅ローン担保証券(MBS)を購入した人々が天文学的損失を被ることになるからです。

これ、金融恐慌まではいかないにしても、通貨危機くらいは進むかもしれません。


2024年のLAステート・ファーム社の保険契約数では、山火事で全焼した地域70%の保険契約が更新されていません。

なぜか? 貯水池が何カ月も停止していた、という情報をつかんでいたからです。

火事になったらただではすまない!

もちろん、他の保険会社も保険料大幅引き上げ。結果、大半の保険加入者は手頃な保険料の「CA(カリフォルニア)FAIRプラン」に切り替え。

2024/12現在、貯水池が停止しているパリセーズ地区の住宅価格は、平均425万ドル。補償上限額は300万ドルですからまったく足りません。24/11発表の価格平均330万ドルでも少し足りません。

この地域だけでも1430戸が「CA・FAIRプラン」に加入=損害総額47億ドル!

この「CA・FAIRプラン」ですけど、損害に対する資本余剰金は2億ドルしかありません。そういう時のために「保険金支払いのための保険=再保険」というシステムがありますけど、これでも25億ドル分で精一杯。

実際、パリセーズの損害賠償だけで「CA・FAIRプラン」のスキームは崩壊しています。

唯一の解決策は、連邦政府による救済・・・責任者は?

トランプです。手抜きの州知事ギャビン・ニューサムと市長カレン・バスがトランプに頼み込むしかありませんが、共和党の宿敵カリフォルニアでも、この2人とバイデンを合わせた「3バカトリオ」は無能で支持率激減。

未曽有の災害ですが、中身は人災以外のなにものでもありません。トランプにとって、カリフォルニアを奪い取るチャンスかもしれません。

一番の問題は・・・米国という国家が救済する余裕があるのかどうか。すでに財政は実質破綻しています。天文学的財政赤字。今年25年満期国債は9.5兆ドル。Fedは大部分をマネタイズすることなく借り換えなければならないのです。

ロス山火事は4万エーカー超。損害は200億ドル超。今週に入り、さらに1500億ドルへと急増しています。

いま、長期金利の上昇が止まりません。エコノミストの多くは、「トランプになったら長期金利は下がる」と解説していましたが、トランプだろうとハリスだろうと長期金利は上昇トレンド。

24/9以降、Fedは3回=1.00%利下げをしました。短期金利を無理やり下げているのに、長期金利は連れ安せずに逆行高となっています。

なぜか?

原因は米国債増発が止まらない、やめられない、かっぱえびせんだからです。

利上げをしても国債増発はノンストップです。すなわち、金融政策は効果なし。どころか、利上げ→金利負担重篤→国債増発の悪循環必至です。

だから、Fedはいやいや「利下げ」を決断したのでと思います。


まして、トランプ。金融引締めなどする御仁ではありません。結果、長期金利上昇ノンストップです。

今夜開催の「中島孝志のワンハンドレッド倶楽部」のレジメらついて、ブログでごちゃごちゃ書きました。「株価下落ピッチが加速する」と書きました。

ロスに住んでる姪はサンディエゴの親戚の家にしばらく厄介になることになりましたが、セレブが一瞬にしてホームレス。大富豪から大貧民へとなり下がりました。

家財道具も着替えもなくなった彼らがどうするか?

手持ちの金融資産を売るのでは? 損保会社・銀行も資金確保のために換金売り必至です。だから、株価のみならず、金価格・暗号資産の下落ピッチが早まると判断しているのです。

… … …(記事全文2,442文字)
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