… … …(記事全文2,909文字)『邪魔者は消せ!パレスチナ統一の阻害要因は取り除け!なるほど、ライシ大統領墜落死は暗殺だったのか・・・革命防衛隊ソレイマニ司令官暗殺犯は米国!当時トランプがうそぶいたメッセージで謎が氷解!イランはイスラエルと共存する?ヨルダンとエジプトはバレスチナに吸収される?イスラエル・アラブ共存のために邪魔者はすべて消せ!』
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
これ、デジャヴ。いつか見た風景・・・。
イスは8/1、ハマス軍事部門トップ=ムハンマド・デイフ殺害を確認したと発表。
7/13、ガザ南部で空爆し殺害に成功したかどうか解析してたらしい。つまり、軍トップを狙い撃ちしたわけです。
前日7/31は、ハマストップ=ハニヤがテヘランのホテル宿泊中を狙われてドローンかミサイルで暗殺されました。午前3時頃といいますから就寝中でしょうね。
暗殺の武器がミサイル・・・。
そういえば、以前もあったなー。たしかあの時はドローンでしたけど。そして犯人は米国。トランプが暗殺命令にサインした、と勝ち誇ってしゃべってましたよ。
ハマスではありません。イラン・・・。
「ハメネイを手伝ってやったんだ。感謝してるはずだ」ともね。
ハニヤについても、引き続きイスの仕業だ、と世界中が疑ってますけど、決めつけてるのはイラン革命防衛隊だけ。
というのも、イスは堂々と犯行声明を発表します。したものはした、ということは、しないものはしていない。そうなりますよね。
「ざけんな。イスか米国に決まってるだろ!とりあえずイスに報復しろ!」とハメネイ師。
米国に関しては、イスとの共謀を限りなく疑いながらも、大人の事情で対応が分裂しています。
ライシ前大統領墜落死を受けて大統領選が行われ、マスード・ペゼシュキアンという、米国妥協派が当選。
この大統領は、テロリストに後悔させてやる、と語るだけで、米国が犯人だ、とはまだ主張していません。
国連大使は「イスと米国の共謀だ」と非難しています。
当のイス首相ネタニヤフはハマスやヒズボラに壊滅的打撃を加えた、と演説するも、ハニヤ暗殺についてはスルー。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)