… … …(記事全文1,441文字)『米政府機関閉鎖・・・ぎりぎりで回避!イエレンの忠告を聞かなかったバイデンと議会!楽観市場が凍りつく瞬間!じり高金利逆回転?超円安から超円高?株式市場崩壊?2011年そしてブラックマンデーとくりそのチャート』
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
「FOMC(9/19-20)」「日銀金融政策決定会合(9/21-22)」が通過したかと思えば、「米政府機関閉鎖」がギリギリで回避されることになりました・・・。
けど、「つなぎ予算」ですから来月にはまた「閉鎖懸念の空騒ぎとなります。
いずれにしても、これで11月FOMC予定の「利上げ」は吹っ飛ぶのではないでしょうか。
米債務上限問題ですったもんだ。いつも見る風景。ああ、またか、懲りない連中だね・・・フィッチは呆れ果ててワンランク格下げしたわけです。
これ、「デフォルト」ということですよ。
デフォルトには2種類あります。
①期日までに約束した支払い額を準備できなかった。手形が落ちないのと同じです。
②支払い能力はあるけどなんらかの「事情」で実行できない。支払えない。
米政府が債務を支払うのは米ドルですから、輪転機を動かせばいいだけ。でも、「債務上限枠」つう法律で決められてる以上、法に則って枠を拡大する段取りが必要です。でないと法律違反ですから。今回も議会のすったもんだで段取りがつけられず支払い不能。
つまり、「テクニカル・デフォルト」ということです。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)