… … …(記事全文7,312文字)今週のコンテンツは以下の通りです。
①日銀なにもセンム汚名返上!世界中が利下げシフトの中、0.25%→0.50%へと利上げ決断!
②実は23年に続き24年も経済成長率マイナス発表の前しか利上げチャンスなし!結果、為替154円突破!
③長期金利上昇が止まらない!金融引締と真逆の「トランプノミクス」でさらに上昇?
④インフレリスクでトランプは対中関税攻撃宣言できず!原油価格反発リスクでイラン制裁再開宣言もできず!まずは国内政策優先?
⑤米欧株価いまだけ絶好調!4月社債返還集中で大混乱必至!年後半は世界的景気悪化と覚悟!
⑥中国死に物狂いの景気刺激!金・銀・プラチナ資源総反発!
⑦25/1-3決算発表!「どん底銘柄L・T・W・R・R」チャート解析オンパ!
⑧「今月配信16銘柄(一部)パフォーマンス一覧」
※本日「中島孝志のオンオフサイトミーティング」を開催します。日銀金融政策決定会合直後。FOMC直前です。米欧市場絶好調!しかし暴落サイン点灯・・・。なにかあります!
※詳しくはhttps://www.keymannet.co.jp/
時代は大きく転換しようとしています。いや、すでに転換してしまったのかもしれません。
■相場の大局観
なにもセンムで利上げ空振りが続いた日銀ですが、ようやく利上げを決心しました(1/24)。
市場は、日経平均株価が後場に40000円を突破しましたけど、日銀利上げ発表で長期金利が1.235%に上昇(為替は1ドル154円突破)。結局、そこから失速。ま、そもそも40000円自体が時期尚早というもの。
できすぎ、バブルと私は判断しています。
金融政策決定会合で、日銀き0.25%の追加利上げを決めました。政策金利は0.50%。すでに織り込み済みでなんのサプライズもありません。「なにもセンム」のほうが市場に激震を与えたはずです。
リーマンショック08年以降、17年ぶりの高水準です。
日銀が公表した「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」では・・・24/10予測と比較して・・・。
◇政策委員の経済成長率見通し中央値に変化なし。
◇25年度プラス1.1%で据え置き。
◇生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)は25年度プラス1.9%→2.4%に大幅引き上げ。円安に加えコメ価格上昇を反映したのです。
政府は、インフレ昂進を避けるために、直前に備蓄米放出決定発表。タイミングを見計らって「備蓄米放出」へと、いかにも国民に優しい政治のフリをしてますけど、凶作だったわけではありません。減反という愚策の結果。自業自得の大バカ者です。あとはガソリントリガー条項等、国民タマキンさんに期待するばかり。
相変わらず実質金利は大幅なマイナスが続いています。にもかかわらず、「緩和的な金融環境は維持」と表明。タカ派隠しですね。少なくとも、年内1.00%にしたいはず。後半はムリ。前半にもう1回利上げチャンスを伺うつもりでしょ。
チャンスはあります。トランプが予定通り「対中関税攻撃」「イラン制裁」の嵐を吹きまくれ