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手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」

中島孝志(作家・コンサルタント etc)

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中島孝志

「ぴよこちゃん倶楽部」という投資勉強会を主宰しています。ゲストを招聘してユニークな投資スキルをご披露頂いてます(推奨銘柄も!)。いままで今井澂、植草一秀、坂本慎太郎(Bコミ)、塚澤健二、坂本彰、堀哲也、柳橋。ゆうじ。上岡正明、堀井正孝、榊原正幸等の先生方にご登場いただきました(継続中)。

同時に「中島孝志の銘柄研究会」を開催してます。『会社四季報』の東洋経済新報社勤務時代(30年前)からのデータを駆使し、チャート分析能力を磨く力を鍛えたい、と思います。勉強会は月1回。投資チャンスはたくさん。もったいないのでウィークリー・メルマガを発行することにしました。どうぞお楽しみに。

1.安く買って高く売る。高く売って安く買い戻す。これだけです。
2.ポイントは「どん底株」「割安株」を見つけられるかどうか。
3.だれでも入手できるニュースや出来事に「洞察力=インテリジェンス」というスポットライトを浴びせてチャート分析を磨きます。
4.月曜朝イチに売買して金曜日に手仕舞う!5-10%くらいのリターンは狙ってほしいです。
5.投資はどこで決まるか? 1にファンダメンタルズ、2にダウ平均株価、3に上海総合指数、4にドル円相場(為替)と言われますが、現在の株価は「地政学=イベントリスク」が大きく左右されています。
6.「イベントリスク(とくにトランプリスク)」を読み解くには「洞察力(=インテリジェンス)」が必須です。株価(チャート等)だけ見ていてもわかりません。市場を実は揺るがしている構造=政治、経済、経営そして地政学的なトレンドについてお話します。
7.いろいろなチャート分析技術を駆使してどなたにもわかりやすいコンテンツを目指します。

タイトル
手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」
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手にとるようにすぐわかる!
どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」

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 おばんです。中島孝志の「どん底メルマガ」定期便です。今回も、月会費3万円では安すぎるお話をします。

 「年間推移」は「どん底メルマガ」だけでアップしますので、ご一緒に確認しておきましょう。





 日経平均株価もダウ平均株価も冴えませんね。「節分天井、彼岸底」と言いますけど、「19年前半は昨年最高値更新から28000ドルまで駆け上がり、後半9-10月から昨年末と似たような様相を呈するのではないか」というスタンスは変わりません。

 ダボス会議での米中交渉期待に引き続き、トランプのドタキャンで「米中トップ会談」が吹っ飛びました。これがトランプ流ですから驚きはしませんが、中国は水面下で必死に動いているはずです。
 3月に入れば全人代が始まります。それがわかっているから、トランプは習近平を揺さぶっているわけですね。中国経済に深くコミットしていたからと売られすぎている銘柄もV字回復するかもしれません。



 3月に近づくにつれて、急転直下、トップ会談開催となるかもしれませんよ。その兆候はあります。27日28日に「米朝首脳会談」の第2ラウンドが開催されます。なぜこのタイミングなのか。
 もちろん、この会談に習近平が1枚噛んでいるのは当然です。トランプは習近平を外したい、習近平はトランプに食い込みたい。食い込みたいなら、それ相応のことをしろ、でなければ交渉のテーブルにはつかないよ、というのがトランプのスタンスです。

 トランプは金正恩に対して、「習近平を裏切れ!」とも言っているでしょうね。このあたりのとは「経済教室」で論じたいと思います。

 釈迦に説法ですが、投資はチャートだけ追っていても勝てません。ファンダメンタルズではなおさら勝てません。具体的な銘柄研究のご提案に進む前に「クイズ」を出したいと思います。

 下の図を見て不思議に思いませんか?



 ご存じ、「ND倍率」です。ND倍率とは「N=日経平均株価」÷「D=ダウ平均株価」で求められる数値です。
 ND倍率が1倍未満なら日経平均株価は売られ過ぎ、ダウ平均株価は買われ過ぎ。ならば、日経平均株価は買い、ダウ平均株価は売りでリバランスをとればいい。
 一方、ND倍率が1倍以上なら、今度は日経平均株価が買われ過ぎ、ダウ平均株価は売られ過ぎ。ですから、日経平均株価は売り、ダウ平均株価は買い、がベターとなります。

 90年1月にはND倍率14.36倍。バブルが崩壊しますと当然、日経平均株価が暴落しますから、ND倍率も下落。03年には0.998倍になりました。その後、倍率は1~1.5倍の間で動いていましたが、08年9月15日のリーマンショック以降、1倍未満が続き12年9月には0.66倍まで低下しています。この年の12月に第2次安倍政権が発足し、11月の解散以前から円安転換で日経平均株価は上昇に転じます。

 詳しくは、今週末の「銘柄研究会」で講義したいと思います。

 おかしい、と思いませんか? なにが? 世界中で唯一、量的緩和を続ける日本銀行を抱える日経平均株価の上昇が遅く、しかも乱高下が激しく、いつも上値を押さえつけられています。
 一方、ダウ平均株価はどうか? 15年12月から、FRBは利上げを開始。続いて16年12月。17年は3月、6月、12月と3回、そして18年は4回の利上げ実行。しかし、世界的株価急落を受け、「利上げは半年間ほど様子見する余裕がある」(FRBパウエル議長)と修正発言。17年10月から続けてきた資産縮小については、「見直すのにやぶさかではない」とこれまた修正発言。

  つまり、QE(緩和)からQT(引き締め)へと転じているのがダウ平均株価の状況です。

 ふつうに考えれば、日経平均株価が高騰し、ダウ平均株価は大幅下落しなければおかしい「相場」ですが、そうはなっていない。なぜか? 日銀はFRBの子会社と認識すべきでしょうね。「9434ソフトバンク」と「9984ソフトバンクG」との関係と言えばわかりやすいでしょうか。6兆円もの個人投資家マネーを吸い上げて親会社にプレゼントする孝行息子。
 日本銀行もまったく同じです。ブラックマンデー、プラザ合意、リーマンショック・・・いずれも日本銀行はFRBの政策がやりやすいように、言い換えれば、アメリカの市場がV字回復できるよう強要されてきた歴史があります。
 日本銀行とFRBとの従属関係を断ち切ることができるのは安倍首相ではなく、トランプでしょうね(長くなりました。これも「銘柄研究会」で解説します)。

 「ND倍率」が13年6月以来の低水準という意味は、日経平均株価の戻りが遅い、ダウ平均株価に比べて、ということです。どうしてそうなるのか? 円キャリトレードも含めて、アメリカ市場にマネーがかなり流れている。犯人は金融機関と生損保。そして外国人が日本市場から逃げているからでしょう。



 ご存じのように、投資はチャート(過去のデータを読む)を眺めていても勝てません。イマジネーション(未来から読む)がキモです。

 今週は決算発表が山ほどあります。2月12日は日産自動車に楽天。アメリカ市場でもそうですが、日米ともに「一軍銘柄」は先週、決算を発表しています。明後日から後半の「二軍銘柄」の発表が始まりますが、好決算になりそうなのが「2124リクルート」「3659ネクソン」等でしょう。連騰の「6748星和電機」も12日です。
 
 すべての決算を眺めている人(速読ですが)はあまりいないと思います。私は道楽なのですべてチェックしています。「これは!」と響いた銘柄のみメモしましたが、「少ない」ですねー。
 前日の決算発表で投資しても利幅が大きいありませんし、下手をすると高値づかみになりがちです。少なくとも2日、できれば1週間ほど余裕があるとベストです。

 13日決算では「5851リョービ」「6235オプトラン」があります。



 14日決算では「4004昭和電工」「5019出光興産」「4555沢井製薬」「6459大和冷機工業」「3393スターティアHLD」「3979うるる」「7957フジコピアン」「8885ラ・アトレ」「9749富士ソフト」等があります。
 「2181パーソルH」「2427アウトソーシング」もこの日ですが、どうでしょうか。





 15日決算では「2693YKT」があります。



 今回はこのくらいにしときましょうか。

※投資の世界はもちろん、自己責任です。何兆円儲かろうと何兆円損しようと責任は負いません。


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著者:中島孝志(作家・黄金の卵を産む「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」主宰)
著者サイト:https://www.keymannet.co.jp/
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