… … …(記事全文2,709文字)「影の世界政府」と異名を取る「世界経済フォーラム(ダボス会議)」ですが、1971年以来、毎年1月にスイスのリゾート地ダボスで開催されてきました。この総会に招かれることが「世界のトップリーダーに仲間入りできる登竜門」とまで言われているほどです。
このフォーラムの究極の狙いはデジタル社会の実現と見られています。御年94歳でも元気溌剌のウォーレン・バフェット氏をはじめ、孫正義氏、ジャック・マー氏ら、世界経済を動かすパワーエリートたちも関わっていますが、最大の旗振り役はビル・ゲイツ氏とクラウス・シュワッブの両人です。とはいえ、シュワッブ氏は高齢を理由に第一線からは退く意向を明らかにしています。