━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 米中対決時代(1) 習近平“終身皇帝”の誕生と“トランプ関税”で始まった貿易戦争 ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2018032709000044973 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-45506.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先週、NYダウが大暴落したのは、“トランプ関税”の発動と度重なる閣僚解任に加えて、フェイスブック・ショックが重なったからだと言われています。 日本では、鉄鋼・アルミ関税の適用除外国にならなかったことで大騒ぎになり、いつものようにNYダウと連動して日経平均も暴落しました。 こうしていま、世界の先行きに関して不透明感が広がっていますが、ここで、時代を読み間違えてはいけません。“トランプ関税”のターゲットは明らかに中国であり、その中国で習近平国家首席がついに“終身皇帝”になり、アメリカが仕掛けた貿易戦争に対抗すると言っています。つまり、世界はナンバー1の経済大国とナンバー2の経済大国による「対決時代」に突入したのです。 そこで、今回から数回にわたり、最新トピックを踏まえて、「米中対決時代」について述べていきます。 [目次]────────────────────────────────── ■中国は友人だが貿易赤字は放置できない… … …(記事全文7,735文字)