ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019112907433361214 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/11/29 第2004回 香港人権法成立 次に何が起きるのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★香港人権法案が成立しました。反対1で下院で再可決した法案ですが、米中貿易交渉を行っている中でトランプ大統領が署名するかどうかが注目されていました。 トランプ大統領が拒否権を発動した場合でも、両院の3分の2で成立するため、拒否権の発動は無意味であり、署名しなくても10日で自動成立する構造で、署名なしでの成立になるかと思われていましたが、世論を読む形で署名での成立となりました。 米国議会は中国に対して非常に強硬であり、特に人権問題に関しては妥協を許さない方針を明確化させています。また、香港問題とウィグル問題は同根であり、ウィグル問題に関しても香港とは別に法案が出され、ホワイトハウスに厳しい対処を求めています。 経済と安全保障 そして、人権 このバランスが問われているわけです。民主主義と人権は米国にとっての正義であり、正義を守るために戦い続けてきた国 それが米国です。… … …(記事全文2,740文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)