ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00049/2019102808255659792 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2019/10/28 第1982回 妥協 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米中貿易協議、中国が農産物などの購入拡大をすることで部分的な合意に向けて動いています。しかし、これはあくまでも安全保障にかかわらない部分に限定される模様です。米国が中国に対して、国有企業の廃止や資本移動の自由など枠組みの変更を求めており、この部分に関しては中国側としても折れるわけにはいきません。しかし、この部分が改善されない限り、本質的な合意は難しく、それは中国共産党の瓦解を招く可能性もあります。 中国の実体経済の悪化、米国の関税によるものというよりも、サプライチェーン変更の進展によるものといえるのでしょう。米国の関税は人民元安により相殺されている部分も大きく、それ以上に米国政府の強硬な姿勢により、中国からの生産拠点の移動や中国抜きのグローバルサプライチェーンの再構築によるものが大きい。端的なのが台湾であり、9月の貿易統計は減少を示していますが、11月からはプラスに転じる可能性が高い。これは中国での生産を自国の生産に切り替えたためであり、台中などにある工業地帯への企業の回帰は進んでいる。… … …(記事全文3,083文字)

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