… … …(記事全文2,936文字)<銀相場は、金相場と連動した値動きが続く>
高騰していた金相場が調整局面入りしたことで、銀やプラチナといった他の貴金属相場も調整売り優勢の展開になっている。米中関係の改善期待で銅などの非鉄金属相場は地合を引き締めているが、銀相場に関しては、「工業用金属目線の買い圧力」よりも「貴金属目線の売り圧力」が優勢になっている。
10月下旬の銀相場は金相場よりも大きく値を崩しており、GSR(金銀比価)が上昇している。本来であればGSRは低下するのがロジカルな環境と言えるが、実際の貴金属市場では米中関係の改善期待は殆ど材料視されていないことを示唆している。銀相場を断続的に押し上げていくには、金相場の値上がりからの支援が求められることが再確認できよう。
