… … …(記事全文3,170文字)<トランプ大統領がクック理事を解任>
トランプ米大統領は8月25日、自身のSNSで米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事を解任する方針を示した。クック理事宛ての書簡が公開されているが、「あなたの金融に関わる不正直で、場合によっては犯罪的ともいえる行為を考慮すると、国民はもちろん、私自身もあなたの誠実さを信頼することはできない」として、1913年連邦準備制度法に基づき直ちに解任すると通知されている。
クック理事に関しては、住宅ローンを有利な条件で借りるために書類を偽装した疑いが掛けられている。一般的に行われている対応とされているが、住宅ローンを管轄する米連邦住宅金融局長が司法省に対して捜査を要求するなど、この問題はトランプ政権から追及されている。トランプ大統領も8月20日にSNSで「クック理事は今すぐ辞任しなければならない」と投稿していたが、同理事が辞任を拒否する姿勢をみせていることで、一気に解任に踏み切った模様だ。

 
		 
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
        