□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年1月28日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 金相場を強力に支援するマイナス金利環境 / FOMC前の論点整理 =================================== <マイナス金利が再現される> 1月28~29日に今年最初の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、重要イベントを控えているにもかかわらず、米長期金利は急低下している。米10年債利回りは1月9日の1.9000%をピークに、27日には一時1.5980%まで低下し、昨年10月10日以来の低金利環境が実現している。 これはもちろん、中国を中心に感染被害が広がる新型コロナウイルスの影響である。中国政府の最新発表では、死者は前日から26人増えて106人になっている。また、感染者も同1,771人増えて4,515人になっている。重要患者だけでも976人となっている。死者を感染者数で割った致死率は2.3%と特に目立った変化を見せていないが、依然として感染被害が急激に拡大している状況にある。… … …(記事全文3,777文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)