□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年09月09(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 4~6月期のプラチナ需給は供給超過に回帰、需給の視点でプラチナ相場を検証 =================================== <4~6月期は供給過剰に回帰> 南アフリカのプラチナ鉱山業界団体ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)は9月6日、「PLATINUM QUARTERLY Q2 2019」を公表した。世界プラチナ需給は、1~3月期が59.0万オンスの供給不足だったのに対して、4~6月期には22.0万オンスの供給過剰と予想されている。 1~3月期には投資需要が76.5万オンスと、少なくとも2014年以降のWPICの統計算出後で最も高い水準になり、需給は引き締まった。しかし、4~6月期の投資需要は僅か9.0万オンスに留まっており、供給不足状態を維持することはできなかった。… … …(記事全文3,885文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)