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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

低迷が続いてきた綿花相場に底入れ期待、3ヵ月半ぶり高値更新

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年04月04日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  低迷が続いてきた綿花相場に底入れ期待、3ヵ月半ぶり高値更新 =================================== <いよいよ通商リスク軽減を織り込む綿花相場> 綿花相場が値上がりしている。ICE綿花先物相場は、2月13日の1ポンド=69.65セントで底入れしてから上昇トレンドを形成し、4月の入りしてからは76~78セントの「高値圏」での取引になっている。昨年のこの時期に80セント水準で取引されていたことを考慮すれば、必ずしも注目すべきような高値とは言い切れない。しかし、世界的な乾燥懸念で昨年6月4日の95.84セントまで上昇した後、約8ヵ月にわたって一貫して戻り売り優勢の展開が続いてきた相場であり、底打ち形成を打診する動きが観察されていることには注意が必要である。 ただ、相場ロジックととしては、それほど複雑なものではない。昨年中盤以降、綿花相場は必ずしも詳細な需給動向をみていない。過去3四半期にわたる相場テーマは、ほぼ一貫して米中貿易戦争の一点であり、通商リスクの軽減期待が浮上すれば買われ、通商リスクの増大警戒が浮上すれば売られ、最終的には米中貿易戦争の解消が一向に進まなかったことが、相場を断続的に押し下げてきたに過ぎない。
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