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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

プラチナETFの投資残高が過去最高を更新、ボックス相場の中での静かな激変

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年04月03日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ===================================  プラチナETFの投資残高が過去最高を更新、ボックス相場の中での静かな激変 =================================== <プラチナ相場はボックスも、他貴金属に対する割安感は緩和> NYMEXプラチナ先物相場は、1オンス=840~870ドル水準をコアに明確な方向性を打ち出せない展開が続いている。金、パラジウム、銅、ドル、株価など他の資産クラスとの相関をみても、何がメインの相場テーマになっているのか分かりづらい。過去1か月のプラチナとの相関係数(-1~+1の間で相関度を示す)を計算すると、金が+0.60.、パラジウムが-0.04、銅が-0.27、ドルインデックスが-0.44、ダウ工業平均株価が+0.40となっている。金相場との間でやや強めの相関が示され、ダウ工業平均株価との間にも強めの相関が認められる。一方、インデックスとは緩やかな逆相関であり、何か一つしか判断指標が得られないのであれば金価格動向に注目すべきだが、貴金属として売買されているのか、工業用金属として売買されているのか、判断を下すに足る明確なトレンドが見えてこない。 昨年11月と3月に880ドル水準に形成されたダブルトップを否定する訳でもなく、改めて800ドルの節目割れを打診する訳でもなく、過去1か月の21営業日中の7営業日が前日比で10ドルを超える価格変動になるものの、急伸と急落を繰り返しながらトレンドが打ち出せない状況になっている。上昇が12営業日、下落が9営業日と上昇確率の方が高い時間帯であることが確認できるも、突然の急落地合が繰り返される中、現行の840~870ドル水準に対して居心地の良さが見受けられる状況にある。
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