□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年04月02日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 短期需給は原油相場の堅調地合を支持、季節要因も4月の原油相場を支援 =================================== <OPEC産油水準は4年1か月ぶり低水準> Reutersによると、3月の石油輸出国機構(OPEC)産油量は日量3,040万バレルとなり、前月の3,068万バレルから28万バレル減少した。協調減産に参加している11カ国に限定しても、2,593万バレルから2,565万バレルまで28万バレルの減少になる。OPECは加盟国の入れ替わりがあるために単純に過去の産油量データとの比較はできないが、これは2015年2月以来となる4年1ヵ月ぶりの低水準になる。 OPECも2015~16年にかけては、積極的な増産対応によってシェールオイル産業に打ち勝つ戦略を採用しており、16年11月の産油量は日量3,438万バレルに達していた。しかし、2017年以降は断続的な減産対応によってシェールオイルとの共存を模索する方針に転換しており、単純計算だと累計398万バレルの減産対応が実施されている。… … …(記事全文4,309文字)
