□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年03月25日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 全米の三分の二で洪水リスク、過去最悪の洪水被害で作付けシーズン始まる =================================== <過去最悪とも言われる春の洪水被害> 米穀倉地帯では2019/20年度の作付けシーズンが開始されつつあるが、過去最悪とも言われる洪水被害の発生を受けて、先行き不透明感が急激に高まっている。3月上旬に季節外れの爆弾低気圧が北米大陸を覆う中、豪雨と豪雪が観測されるなど、3月中旬の米気象環境は大きく荒れた。その時点で積雪や洪水による春の農作業へのダメージを警戒する声が聞かれていたが、時間の経過とともに想定を大きく上回る大災害だったことが明らかになっている。 米海洋大気局(NOAA)は3月21日に発表したレポート「Spring Outlook」において、全米の約3分の2の州で「5月まで洪水が続くリスク増大に直面している」と警告を発している。更に約半分の25州では大規模ないしは抑制された洪水が発生する可能性があると報告している。春先の降水量は平年を上回る可能性が高いとして、今春は今後も洪水被害が発生するリスクを抱えているとの予想を示している。… … …(記事全文3,532文字)
