□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年03月22日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 通貨安・低金利の流れを決定づけたFOMC、金への資金シフトの流れも決定的に =================================== <年内利上げ見送りがメインシナリオに> 3月19~20日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、マーケットの想定以上に米金融当局者がハト派方向にシフトしていることが確認された。今会合ではフェデラル・ファンド(FF)金利誘導目標の修正は想定されておらず、実際に1月の会合と同様に2.25~2.50%で据え置きとなった。マーケットで注目を集めていたのは、「Projection Materials」で当局者の経済・金利見通しがどの様に修正されるかであり、特に金利見通しの修正状況が最大ポイントになっていた。 昨年12月時点のFOMCでは、2019年中に0.50%、つまり0.25%の利上げが2回実施することが想定されていた。しかし、その後の米金融当局者の政策スタンスは利上げに対して「忍耐強くいられる」とのスタンスに一気に修正されており、昨年12月時点の金利見通しと実際の金融政策環境との間にギャップを生じていた。このため、複数の米金融当局者から現実に合わせて金利見通しを修正する必要性が訴えられていたが、今会合では年内は利上げが行われないとの見通しに修正が行われている。… … …(記事全文4,235文字)
