□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年03月13日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 遂に始まった中国人民銀行の金買い、昨年のロシアと同じ規模だと需給劇変 =================================== <中国人民銀行は3ヵ月連続で金購入> 中国人民銀行(中央銀行)が3月7日に発表した2月末時点の外貨準備高は前月末から22億ドル増加し、3兆0,901億ドルとなった。これで4カ月連続の増加であり、通貨当局が大規模な人民元買い・ドル売りの為替介入を見送る中、外貨準備環境が安定化していることが確認できる。2014年には4兆ドル規模に膨れ上がっていたことを考慮すれば低迷状態に変化はないが、少なくとも外貨準備の基調が変わりつつあることは間違いないようだ。 一方、これと同時に中国人民銀行の金準備高も3ヵ月連続で増加していることは、メディア等では殆ど報じられていない。同時に発表されているデータだが、昨年12月に2016年10月以来、2年2ヵ月ぶりに金準備の拡大に踏み切ったが、その流れは今年に入ってからも1月、2月と維持されている。… … …(記事全文4,190文字)
