□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年03月11日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 2月米雇用統計悪化で時間を得たFRB、来週のFOMCで金価格は一段高か =================================== <2月雇用統計に慌てる必要はないが> 米労働省が3月8日に発表した2月雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比2.0万人増に留まり、市場予測18.0万人増を大きく下回った。これは2017年9月に1.8万人増に留まって以来の低水準であり、マーケットも予想外の数値に動揺を示した。 米経済の成長が鈍化していることは間違いないものの、その中で労働市場に関しては楽観的な評価が強かった。1月29~30日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)でも、「労働市場が引き続き強」くなっているとの評価が下されており、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長も2月26日の議会証言において「労働市場は引き続き堅調になる」、「労働市場に新規参入する人の流れはFRBにとって予想外」として、想定以上に労働市場が拡大していることに満足感を示していた。… … …(記事全文3,866文字)
