□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年02月19日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 上海株を起点に上昇する東京ゴム、これは春先に向けて最後の売り場か =================================== <上海株高が起点のゴム相場高> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、期先限月で1月21日の193.40円でピークアウトした後、29日の175.10円まで軟化したが、その後は中国が春節(旧正月)の連休入りしたこともあり、180円の節目水準で方向性を欠いた。しかし、中国の春節明け後は上海ゴム相場が地合を引き締めたことが材料視され、2月19日の取引では年初来高値を更新する展開になっている。 上海期貨交易所の天然ゴム先物相場は、春節の連休入りする前の2月1日終値が1万1,410元だったが、連休明け後は1万1,000元後半まで値上がりし、2月19日の取引では1万2,000元の大台を回復している。昨年10月17日以来の高値を更新している。… … …(記事全文3,693文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)