□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年09月11日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 8月雇用統計で賃金インフレへの懸念高まる、中立金利の修正議論も浮上か? =================================== <インフレ期待を高めた8月米雇用統計> 9月25~26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控える中、7日に発表された8月米雇用統計は極めて良好な内容になった。米連邦準備制度理事会(FRB)の責務である「物価の安定」と「雇用の最大化」達成に向けて、着実な前進がみられたのだ。 非農業部門就業者数は前月比20.1万人増となっている。6月分が24.8万人増から20.8万人増、7月分が15.7万人増から14.7万人増までそれぞれ下方修正されていることで割り引いておく必要がある数値だが、それでも過去12カ月の平均である19.6万人増に沿った雇用創出に成功している。… … …(記事全文3,884文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)