□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年09月05日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 金価格の低迷続く、「金の安全資産性が失われた」は本当か? =================================== <1,200ドルを巡る攻防が続く> COMEX金先物相場は、1オンス=1,200ドルの節目を巡る攻防になっている。8月16日の1,167.10ドルで当面のボトムを確認した格好になっているが、その後の戻り高値は28日の1,220.70ドルであり、足元では再び1,100ドル台へとコアレンジが切り下がりつつある。 背景にあるのは、ドル高である。ドルインデックスは8月15日の96.98ポイントでピークアウトし、28日の94.43ポイントまで下落したが、足元では再び95ポイント台まで切り返しており、金相場は概ねドルとの逆相関で規定される相場環境が続いている。… … …(記事全文4,096文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)