□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年02月16日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 金利上昇とドル安の共存が押し上げる金相場、理論上は無理のある動きだが =================================== COMEX金先物相場は、1月25日の1オンス=1,365.40ドルをピークに2月8日の1,309.00ドルまで急落したが、直近の2月15日終値では1,355.30ドルまで急反発しており、年初来高値更新も窺う状況になっている。 相場テーマは明確かつ単純であり、ドル安の一点に尽きる。ドルインデックスは1月26日の88.43ポイントをボトムに2月8日の90.56ポイントまで切り返したが、2月15日終値は88.59ポイントとなっており、16日のアジアタイムには年初来安値を更新している。… … …(記事全文3,763文字)