□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年06月09日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金相場の短観です。6月8日には米欧で大きなイベントが連続して発生しましたが、各イベントの金相場に対する影響を検証します。 =================================== 6月8日、三つのリスク・イベントを同時に迎えた金相場 =================================== <三つのイベントを迎えた金相場> 6月8日のグローバル・マーケットは、三つの大きなリスク・イベントに直面した。即ち、1)欧州中央銀行(ECB)理事会、2)コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言、3)英議会選挙である。9日のアジアタイム午前の段階では、3)英総選挙の結果が判明していないが、一連のイベントを経ての投資環境には、特段に不安定な値動きは確認できていない。 安全資産の代表格である金相場に目を向けると、いわゆる「ロシア・ゲート」問題が浮上した5月中旬の1オンス=1,250~1,260ドル水準に対して、6月6日の高値は1,298.80ドルに達し、米大統領選が実施された直後の昨年11月9日以来となる1,300ドル台乗せも見据えた展開になっていた。しかし、足元では1,280ドル水準まで軟化しており、イベント通過で短期筋が買いポジションの整理に動き始めていることが窺える状況になっている。… … …(記事全文4,777文字)
