□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年06月06日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。サウジアラビアなどとカタールの断交が発表されました。原油相場は不安定な反応を示しましたが、原油市況への影響を検証します。 =================================== サウジ=カタール断交、現在の原油相場では強気派も政情安定を望んでいる =================================== <中東地区に亀裂が走る> 中東地区で6月5日、大きな動きがあった。サウジアラビア、バーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメン、モルディブ、リビア東部勢力の7カ国が、カタールとの国交を断絶すると発表したのである。 サウジアラビアは、「カタールが、イランが背後にいる武装テロ組織やイスラム過激派への支援を継続し、周辺国の安定を脅かしている」とその理由を解説している。カタール外務省は「根拠がない主張、不当な措置」だと反発しているが、カタールは天然ガス開発の成功によって得た資金で独自外交を展開する一方で、一部過激派の支援を行っている可能性が高いと言われている。特に、ムスリム同胞団、イスラム原理主義組織ハマスなどへの支援は、サウジアラビアやエジプトといった地域の大国との利害関係を大きく崩すものである。… … …(記事全文4,314文字)
