□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年06月05日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場の概況です。金価格、パラジウム価格との比較を中心に、現在のプラチナ相場が置かれた環境を検証します。 =================================== 金価格に対する割安感は更に強まり、パラジウムとの等価が近づく白金相場 =================================== <他貴金属をアンダーパフォームするプラチナ> NYMEXプラチナ先物相場は、5月4日の1オンス=894.50ドルをボトムに26日の969.00ドルまで上昇したが、その後は900ドル台前半から中盤にかけての乱高下に転じ、足元では950ドルの節目水準で取引される展開になっている。金先物相場は6月2日の取引でも4月21日以来の高値を更新する展開になっていたが、相対的にプラチナ相場の上値の重さがやや目立つ状況になっている。 金価格とプラチナ価格のスプレッド(=金価格-プラチナ価格)を見てみると、5月16日には299.40ドルと300ドルの大台を割り込んでいたが、6月2日時点では326.80ドルまで拡大している。特別に大きな値動きとまでは言えないが、1月30日の199.70ドルをボトムに金・プラチナ価格スプレッドは拡大傾向を維持しており、昨年に三度にわたって強力な抵抗を受けた300ドル台前半を打診する局面になっている。… … …(記事全文4,437文字)
