□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年06月02日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ穀物相場の短観です。天候相場の展開状況について、最新動向を解説します。 =================================== 作付け期終盤の穀物相場を考える、作付け順調もやはり厳しかった作柄環境 =================================== <コーンの豊作に黄信号が灯る> 4月から本格化した2017/18年度の米国産穀物の作付けシーズンは終盤戦に差し掛かっている。米農務省(USDA)が5月30日に発表した最新の「Crop Progress」によると、直近の5月28日時点の作付け進捗率は前週比7%上昇の91%(前年同期93%、平年93%)、発芽進捗率は同19%上昇の73%(前年同期75%、平年75%)に達している。また、大豆の作付け進捗率は同14%上昇の67%(前年同期71%、平年68%)、発芽進捗率は同18%上昇の37%(前年同期42%、平年40%)となっている。 トウモロコシに関しては5月中旬時点の作付け進捗率がイールド環境に大きな影響を及ぼすことがUSDAの各種調査などで確認されているが、5月14日時点のトウモロコシの作付け進捗率は71%であり、前年同期の73%、平年の70%とほぼ同レベルを確保している。作付け期序盤に豪雨・多雨・低温傾向に見舞われたが、5月中旬時点の作付け環境としては十分に合格点を与えることが可能な状況にある。… … …(記事全文4,503文字)
