□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年06月01日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金相場の短観です。政治リスクの評価、米金融政策環境の評価を中心に、金相場の論点整理を行います。 =================================== 政治も金融政策も不透明感が強い時間帯、金価格を動かすのも短期資金中心 =================================== <政治リスク浮上と金ETF残高の減少> COMEX金先物相場は、5月9日の1オンス=1,214.30ドルをボトムに1,270ドル水準までコアレンジを切り上げる展開になっている。フランス大統領選(4月23日と5月7日)後はファンドの買い玉整理の動きが広がっていたが、5月中旬以降はそれと入れ替わるように浮上した米国の政治リスクが改めて金価格を刺激する展開になっている。 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、大口投機筋は5月16日の週まで3週連続で買い玉整理を進めていたが、5月23日の週には再び2万0,220枚と比較的大きな買いポジションを構築し、5週間ぶりに金相場に対して強気スタンスに転換している。その後もこうした投機マネーの流れに変化は生じていない模様であり、金相場は約3週間ぶりの高値を更新している。… … …(記事全文4,011文字)
