□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年05月29日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。安値低迷状態が続いている天然ゴム相場ですが、5月限納会を前に急伸しました。しかし、結果的にはゴム相場のトレンドに大きな影響を及ぼすことができず、月末にかけては改めて上値の重さが意識されています。ゴム相場の現状、展望を検証します。 =================================== TOCOMは5月限納会を挟んで波乱の展開も、冷静な上海ゴム相場 =================================== <今後もTOCOM期近には要注意> 天然ゴム相場の方向性が定まらない。東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、4月20日の1㎏=198.00円で底入れし、乱高下を繰り返しながらも5月24日には236.70円までのリバウンドを実現した。これは4月11日以来の高値更新であり、200円の節目到達を受けてゴム相場のダウントレンドには終止符が打たれたとの見方も急速に勢いを増していた。しかし、5月25日の5月限納会と前後して突如急落地合に転換し、週明け29日の取引では5月11日以来となる210円割れを打診する展開になっている。 4月下旬から5月下旬にかけてのゴム相場のリバウンドに関しては、五点程のポイントを指摘することが可能である。即ち、1)円安による円建てゴム相場の上昇圧力、2)上海ゴム相場の下げ止まり、3)東京ゴム期近で踏み上げ的な動きが発生、4)産地減産シーズン、5)原油価格の急伸である。… … …(記事全文4,391文字)
