□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年05月10日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。GFMSが公表した「Platinum Group Metals Survey 2017」の解説を行います。重要と思われるポイントと、その背景を中心に解説します。 =================================== GFMSのプラチナ・サーベイを読み解く、需給の視点ではやはり強気相場 =================================== <2017年は深刻な供給不足を予想> 貴金属調査会社GFMSは5月9日、「Platinum Group Metals Survey 2017」を公表した。プラチナ価格に関しては、年間平均で2015年の1オンス=1,052.91ドル、16年の988.76ドルに対して、17年は992.37ドルまで若干(0.4%)の反発が予想された状態になっている。 今年のプラチナ相場に関しては、現時点では貴金属市場の中で最もパフォーマンスが悪かったとして、2016年の「がっかりとしたパフォーマンス(underwhelming performance)」が引き継がれていると総括している。ただ、その一方でこうした軟調地合は続かないとの予想を示し、その根拠としては「悪いニュースの大部分は価格に織り込まれているためだ」との分析を行っている。特に、ディーゼル車向けの触媒需要の悪化がピークを過ぎ、改善が始まっていることが、鉱山生産が投資不足で伸び悩むことも手伝って、供給不足状態を招き、プラチナ価格を支援するとのロジックが採用されている。… … …(記事全文5,011文字)
