□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年05月02日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。穀物相場の短観です。天候相場が続いていますが、最新の天候相場の展開状況を解説します。 =================================== 多雨に悩む米穀倉地帯と穀物相場、中西部では雪嵐も発生中 =================================== <穀倉地帯はじゃぶじゃぶの土壌水分に> 米穀倉地帯では2017/18年度穀物の作付け作業が本格化している。どのようなペースで作付け作業を進めることができるかは、天候相場の序盤における最大の関心事であり、ここから徐々にイールド(単収)の推計作業が本格化することになる。詳細なイールド予想を行う事ができるようになるのは、6~7月頃まで生育ステージが進むのを待つ必要があるものの、作付け作業が遅れれば1)作付け見送りという形で面積減少リスクが高まることに加えて、2)生育ステージの遅れで受粉期が最も暑い時期に重なる可能性が高まり、作柄悪化のリスクも高めることになる。 いずれも実際の面積減少や作柄悪化という現象よりも、専ら「リスク」に対する警戒感に留まるが、天候相場期と言われるこの時期は、産地気象環境と作付け・発芽状況を眺めながらの不安定な地合が続くことになる。… … …(記事全文4,192文字)
