□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年04月28(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。久しぶりにコーヒー相場を取り上げます。4月上旬までは総じて底固く推移していたコーヒー相場ですが、同下旬に突如急落しました。マーケットでも何が起きているのか様々な分析が交錯していますが、当レポートの見方を紹介します。 =================================== 4月下旬のコーヒー相場急落を考える、突然の急落の意味は? =================================== <急落の背景はチャート&内部要因> 4月下旬に入ってから、国際コーヒー相場が突如急落している。ICEアラビカコーヒー先物相場は、4月19日の1ポンド=146.40セントに対して、27日安値は128.65セントに達している。僅か5営業日で最大17.75セント(12.1%)もの下げ幅を記録している。これは昨年6月6日以来の安値更新となる。LIFFEEロブスタコーヒー先物相場も、4月13日の1トン=2,185ドルをピークに、25日安値は1,839ドルに達し、こちらは最大で346ドル(15.8%)の下げ幅を記録しており、昨年9月5日以来の安値を更新している。 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、大口投機筋(Non-Commercials)のネットロング(買い越し枚数)は、昨年11月8日の6万5,103枚をピークに減少に転じ、今年4月4日には1万4,351枚となっていた。しかし、その後は2週連続でネットロングの積み増しが行われ、直近の4月18日には1万7,894枚と改めて投機マネーがコーヒー市場に流入する兆候が観測されていた。特に4月中旬には強力な買い圧力が報告されていたが、それが瞬時にダウントレンドに転換した格好になっている。… … …(記事全文4,399文字)
