□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年08月17日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。米金融政策環境の視点から、金価格の現状と今後のポイントを検証します。16日には二人の地区連銀総裁が9月利上げの可能性について言及していますが、何を発言しており、それが今後の金価格にどのような影響を及ぼすのかを検証します。 =================================== 年内利上げ確率は五分五分との評価、NY連銀総裁はハト派けん制の動き =================================== <NY連銀総裁が利上げの地ならしか?> 8月のCOMEX金先物相場は、1オンス=1,300ドル台中盤を中心に揉み合う展開になっている。米金融政策についてタカ派とハト派の評価が目まぐるしく入れ替わる中、明確なトレンドを打ち出すには至っていない。8月5日の取引では、7月雇用統計が極めて良好な内容になったことが嫌気され、前日比23.00ドル安の1,344.40ドルまで急落した。しかし、その後は同日の安値1,335.30ドルを割り込むことなく、雇用統計をきっかけに値崩れを起こすことは回避されている。ただその一方で、改めて上値を攻めるような動きも確認できず、結果的に底固いものの伸び悩む中途半端な相場展開が繰り返されている。… … …(記事全文4,435文字)
